InternalBrace™

(インターナル・ブレース)

InternalBraceは靭帯修復術において修復された靭帯を人工靭帯で補強する手術方法です。上記の関節鏡視下手術と併用されることがあります。足関節の回復プロセスをサポートし、術後早期に可動域を広げることを目的に設計された手術治療法の一つです。術後早期の可動域訓練は、健康的な靭帯の治癒を促進し、より強く、より安定した足関節への回復、活動的な日常生活への復帰が期待されます。※11

InternalBraceの仕組み

靭帯修復術の目的は、損傷した靭帯を修復することにより、足関節の靭帯の強度と安定性を回復 することです。InternalBraceは、車のシートベルトの機能と同様に、修復された靭帯の治癒過程をサポートし、治癒段階での捻挫リスクを軽減することが期待されます。 ※6,7特殊なスーチャーアンカーと人工靭帯を使用し、手術により修復された靭帯を補強します。超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)で構成された人工靭帯は、強力で応力耐性のある素材で製造されており、※12 世界中で多くの症例に使用されています。※13

慢性足関節不安定症の患者における回復期間の比較

InternalBrace手術を行った患者はそうでない患者と比較し、回復ならびにリハビリテーション期間が短縮され※6,8、より早く活動性の高い生活に復帰したことが報告されています。

※術後管理は患者固有のものであり、医師の評価・判断に依存します。 個々の結果は異なり、すべての患者が同じ術後活動レベルまたは結果を得るわけではありません。またInternalBraceは重症度や靭帯の状態によって適応が異なります。

InternalBrace手術について

靭帯修復術において修復された靭帯を人工靭帯で補強する手術方法です

より強固な固定を行うことで、術後の治癒過程にある靭帯の安定化に寄与します

重症度や靭帯の状態によって適応が異なるため、医師の判断により併用が検討されます

InternalBrace手術手技は、治癒期間中に組織の近似領域を拡大することにより、一次修復または再建を補強することのみを目的としており、本来の靭帯の代替として意図されたものではありません。InternalBrace手術手技は、軟部組織と骨の固定を意図した手技で使用するためのものであり、骨と骨の固定には使用できません。